平成25年12月定例会 第13回岩手県議会定例会 会議録

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〇1番(高田一郎君) それでは、総務委員長に質問いたします。
 総務委員会では、TPPに関する請願及び特定秘密保護法に関する法律の制定に反対する請願が不採択となったという先ほどの報告であります。残念なことでありますけれども、なぜ不採択になったのでしょうか。総務委員会ではどんな議論がされたのか、とりわけ反対する具体的な理由は何だったのか、この点について質問いたします。
〇総務委員長(岩崎友一君) 高田一郎議員の質問にお答えしたいと思います。
 まず初めに、特定秘密の保護に関する法律の制定に反対する請願についてでありますけれども、委員会では、執行部からの参考説明を求め、質疑、意見交換を行った後、不採択と決定したところでございます。
 審査の過程におきましては、執行部に対する、国から県に対する意見照会等の状況、国民保護法における知事の行政指示との関係、県の情報公開条例との関係や影響について質疑が交わされたほか、法案が成立した場合の請願の取り扱い、請願が不採択とされた場合における意見書の取り扱い、委員会審査当日にも法案が成立する可能性がある中で、速やかに結論を出すべきではないか等の意見があったところでございます。
 次に、TPP交渉に関する請願についてでありますけれども、こちらは、執行部からの参考説明を求めた後、不採択と決定したところであります。
〇1番(高田一郎君) TPP交渉についても、特定秘密保護法についても、反対する具体的な理由を質問したんですけれども、今、総務委員長のお話では、その具体的な理由が全然見当たらないんですよ。具体的な理由を示していただきたいと思います。
〇総務委員長(岩崎友一君) 委員会での状況を私は説明していますので、個人的な見解はお答えできないわけでありますけれども、ちなみに特定秘密保護に関する法律の制定に反対する請願、TPP交渉に関する請願の両方におきまして、不採択とする意見表明については、委員会ではございませんでした。
〇議長(千葉伝君) 以上で通告による質疑は終わりました。
 これをもって質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。及川幸子さん。
   〔39番及川幸子君登壇〕

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