〇総務委員長（五日市王君）　本日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案４件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
　議案第１号一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の平成23年10月27日付の給与改定に関する勧告等にかんがみ、特定任期付職員の給料月額を改定するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、議案第２号一般職の任期付研究員の採用等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の平成23年10月27日付の給与改定に関する勧告等にかんがみ、任期付研究員の給料月額を改定するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、議案第３号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の平成23年10月27日付の給与改定に関する勧告等にかんがみ、一般職の職員の給料月額及び初任給調整手当の支給限度額を改定する等、所要の改正をしようとするものであり、議案第４号市町村立学校職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の平成23年10月27日付の給与改定に関する勧告等にかんがみ、市町村立学校職員の給料月額を改定する等、所要の改正をしようとするものであり、以上、議案第１号から議案第４号までについては、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
　なお、以上４件の審査の過程におきましては、今般の人事委員会勧告が、職種別民間給与実態調査を実施することなく、公民の給与較差の把握がないままに行われたものであり、異例であることについての認識、職員の士気を高める方策、減額改定に伴う地域経済への影響及び県民への十分な説明、獣医師不足に対応した処遇改善策の状況、被災地及び被災住民が抱えるさまざまな喫緊の課題等について質疑が交わされたところであります。
　以上をもって報告を終わります。（拍手）
〇議長（佐々木博君）　次に、嵯峨県土整備委員長。
　　　〔県土整備委員長嵯峨壱朗君登壇〕
〇県土整備委員長（嵯峨壱朗君）　本日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案１件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
　議案第49号控訴の提起に関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件について盛岡地方裁判所水沢支部が第１審としてなした判決に対して控訴しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
　なお、審査の過程におきましては、事故当時の状況と訴訟となった経緯、工事請負業者に対する県の指導監督責任と過失割合についての認識、判決に対する弁護士の見解と今後の見通し、事故発生から訴訟提起までの背景、当事者の道路交通法違反の有無等について質疑が交わされたところでございます。
　以上をもって報告を終わります。（拍手）
〇議長（佐々木博君）　これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。
　討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
　　　〔37番斉藤信君登壇〕