平成22年9月定例会 第18回岩手県議会定例会 会議録

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第18回岩手県議会定例会会議録(第6号)
平成22年10月22日(金曜日)
議事日程 第6号
 平成22年10月22日(金曜日)午後3時開議
第1 認定第1号 平成21年度岩手県立病院等事業会計決算
第2 認定第2号 平成21年度岩手県電気事業会計決算
第3 認定第3号 平成21年度岩手県工業用水道事業会計決算
第4 認定第4号 平成21年度岩手県一般会計歳入歳出決算
第5 認定第5号 平成21年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算
第6 認定第6号 平成21年度岩手県農業改良資金特別会計歳入歳出決算
第7 認定第7号 平成21年度岩手県県有林事業特別会計歳入歳出決算
第8 認定第8号 平成21年度岩手県林業改善資金特別会計歳入歳出決算
第9 認定第9号 平成21年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計歳入歳出決算
第10 認定第10号 平成21年度岩手県中小企業振興資金特別会計歳入歳出決算
第11 認定第11号 平成21年度岩手県土地先行取得事業特別会計歳入歳出決算
第12 認定第12号 平成21年度岩手県公債管理特別会計歳入歳出決算
第13 認定第13号 平成21年度岩手県証紙収入整理特別会計歳入歳出決算
第14 認定第14号 平成21年度岩手県流域下水道事業特別会計歳入歳出決算
第15 認定第15号 平成21年度岩手県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算
第16 発議案第10号 真の地域主権実現のための現行の補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律を含めた国庫補助制度の速やかな見直しを求める意見書
第17 議員派遣の件

日程第1から日程第15まで 委員長報告、質疑、討論、採決)
本日の会議に付した事件
1 日程第1 認定第1号から日程第15 認定第15号まで(委員長報告、討論、採決)
1 日程第16 発議案第10号(採決)
1 日程第17 議員派遣の件
出席議員(48名)
1  番 吉 田 敬 子 君
2  番 工 藤 勝 博 君
3  番 高 橋 但 馬 君
4  番 小 野   共 君
5  番 岩 渕   誠 君
6  番 郷右近   浩 君
7  番 高 橋   元 君
8  番 喜 多 正 敏 君
9  番 岩 崎 友 一 君
10  番 木 村 幸 弘 君
11  番 久 保 孝 喜 君
12  番 小 西 和 子 君
13  番 高 橋 博 之 君
14  番 及 川 あつし 君
15  番 亀卦川 富 夫 君
16  番 高 橋 昌 造 君
17  番 菅 原 一 敏 君
18  番 中 平   均 君
19  番 五日市   王 君
20  番 関 根 敏 伸 君
21  番 三 浦 陽 子 君
22  番 小田島 峰 雄 君
23  番 熊 谷   泉 君
24  番 嵯 峨 壱 朗 君
25  番 飯 澤   匡 君
26  番 大 宮 惇 幸 君
27  番 千 葉 康一郎 君
28  番 新居田 弘 文 君
29  番 工 藤 大 輔 君
30  番 佐々木 順 一 君
31  番 佐々木   博 君
32  番 田 村   誠 君
33  番 工 藤 勝 子 君
34  番 平 沼   健 君
35  番 樋 下 正 信 君
36  番 柳 村 岩 見 君
37  番 阿 部 富 雄 君
38  番 斉 藤   信 君
39  番 及 川 幸 子 君
40  番 佐々木 一 榮 君
41  番 伊 藤 勢 至 君
42  番 渡 辺 幸 貫 君
43  番 吉 田 洋 治 君
44  番 小野寺 研 一 君
45  番 千 葉   伝 君
46  番 佐々木 大 和 君
47  番 菊 池   勲 君
48  番 小野寺   好 君
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
知事     達 増 拓 也 君
副知事     宮 舘 壽 喜 君
副知事     上 野 善 晴 君
企画理事 藤 尾 善 一 君
会計管理者 古 内 保 之 君
秘書広報室長 廣 田   淳 君
総務部長 菅 野 洋 樹 君
政策地域部長 加 藤 主 税 君
環境生活部長 松 川   求 君
保健福祉部長 千 葉 茂 樹 君
商工労働観光部長 齋 藤 淳 夫 君
農林水産部長 小田島 智 弥 君
県土整備部長 平 井 節 生 君
医療局長 田 村 均 次 君
企業局長 千 葉 勇 人 君
予算調製課   八 矢   拓 君
総括課長

教育長     法 貴   敬 君

警察本部長 樹 下   尚 君
職務のため議場に出席した事務局職員
事務局長 宮   一 夫
議事調査課   佐 藤   博
総括課長
議事管理担当課長 菊 池 達 也
主任主査 岩 渕 伸 也
主任主査 藤 原 由喜江
主査     菅 原 俊 樹
午後3時2分 開議
〇議長(佐々木一榮君) これより本日の会議を開きます。
諸般の報告
〇議長(佐々木一榮君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 発議案1件が提出になっております。お手元に配付いたしてありますから、御了承願います。
                       発議案第10号
                       平成22年10月22日 
 岩手県議会議長 佐々木 一 榮 様
              議会運営委員会委員長 佐々木   博 
   真の地域主権実現のための現行の補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律を含めた国庫補助制度の速やかな見直しを求める意見書
 地方自治法第109条の2第5項において準用する同法第109条第7項及び岩手県議会会議規則第14条第2項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出します。
〔資料〕
                       平成22年10月22日 
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 財務大臣 様
  総務大臣
 内閣官房長官
 国家戦略担当大臣
                盛岡市内丸10番1号
                  岩手県議会議長 佐々木 一 榮 
   真の地域主権実現のための現行の補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律を含めた国庫補助制度の速やかな見直しを求める意見書
 現行のいわゆるひも付き補助金は、国が地方を誘導するための手段として、地方の自由を奪い、地域主権の流れに逆行している制度であることから、国民の貴重な税金を地方が自らの判断と責任において執行できるよう、現行の補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(以下「補助金適化法」という。)を含めた国庫補助制度を速やかに見直すよう強く要望する。
 理由
 本県における森のトレー事案は、先般10月5日盛岡地方裁判所の原告請求棄却という判決が確定したことから、国庫補助事業の事業中断に伴う会計検査院の検査指摘に基づき、市及び本県が既に国へ返還した国庫補助金について、被告から回収することができなくなった事案である。
 当該事案においては、事業実施主体の事業計画及び事業実施に不適切な点があったこと並びに市及び県に指導監督における責任があったことは免れないが、国庫補助制度により国と地方が上下関係に置かれ、平成10年の事業当時は景気対策として様々な事業が矢継ぎ早に創出されるとともに事業採択までの審査期間が極めて短い中で事業実施され、さらには事業計画協議の回答前に国庫補助金の内示があったにも関わらず、国の責任は全くないとされた点は看過できない。
 現行の補助金適化法は、国には誤りがないことが前提にあり、事業の失敗の原因や責任は補助事業者以下、即ち地方にあるとされ、かつその責任をどの程度負わせるかについても国に裁量権が認められるなど、一度問題が発生した場合に、地方だけが責任を問われる極めて一方的な制度であると言わざるを得ない。
 国においても、地域主権戦略会議において、ひも付き補助金の一括交付金化が検討されているところであるが、一刻も早く、地方がそれぞれの実情を踏まえ、自立的かつ自主的に判断し、その上で結果についても地方が責任を持って対応するといった仕組みに改められるようにすべきである。
 よって、国においては、真の地域主権を実現するために、現行の補助金適化法を含めた国庫補助制度を速やかに見直すよう強く要望する。
 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
〇議長(佐々木一榮君) 次に、決算特別委員長から、委員長に三浦陽子さん、副委員長に工藤勝博君がそれぞれ当選された旨、報告がありました。
 次に、決算特別委員長から委員会報告書が提出さておりますが、後刻詳細に報告を求めますので、朗読を省略いたします。
   日程第1 認定第1号平成21年度岩手県立病院等事業会計決算から日程第15 認定第15号平成21年度岩手県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算まで
〇議長(佐々木一榮君) これより本日の議事日程に入ります。
 日程第1、認定第1号から日程第15、認定第15号までを一括議題といたします。
 各案件に関し、委員長の報告を求めます。三浦決算特別委員長。
   〔決算特別委員長三浦陽子君登壇〕

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