平成22年9月定例会 第18回岩手県議会定例会 会議録

前へ 次へ

〇商工文教委員長(高橋博之君) 発議案第3号青年の生活と雇用を守り、将来に希望を持てる社会の実現を求める意見書につきまして、商工文教委員会提案でありますので、委員長であります私から提案理由の説明を行います。
 本発議案は、今期定例会において、請願陳情受理番号第102号青年の生活と雇用を守り、将来に希望を持てる岩手県の実現についての請願、受理番号第103号青年の生活と雇用を守り、将来に希望を持てる岩手県の実現についての請願及び受理番号第104号青年の生活と雇用を守り、将来に希望を持てる岩手県の実現についての請願が、商工文教委員会に付託され、採択と決定したことに伴い、提案するものでありますが、その趣旨を説明いたしますと、本県においては、依然として若年層の雇用情勢が厳しいこと、一方で地域職業訓練センター等の廃止方針が示され、職業訓練環境が一段と厳しくなることが懸念されるところであり、また、教育においては、経済的理由で進学をあきらめざるを得ない学生が出てきていること等から、青年が未来に希望を持つことができないこのような状況が続けば、社会の大きな損失になることから、将来に希望が持てる社会の実現のため、地域職業訓練センター及び北上コンピュータ・アカデミーの運営を継続するために必要な支援、最低賃金を早急に時給800円とし、さらには時給1、000円以上となるように取り組むこと、経済状況によって教育が受けられない学生をなくすための取り組みの強化などについて、国に要望しようとするものであります。
 議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
〇議長(佐々木一榮君) これより質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております発議案第3号青年の生活と雇用を守り、将来に希望を持てる社会の実現を求める意見書は、委員会提案でありますので、会議規則第34条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたします。
 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより、発議案第3号青年の生活と雇用を守り、将来に希望を持てる社会の実現を求める意見書を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木一榮君) 起立多数であります。よって、発議案第3号青年の生活と雇用を守り、将来に希望を持てる社会の実現を求める意見書は、原案のとおり可決されました。
   日程第37 発議案第4号医療提供体制の拡充と後期高齢者医療制度に代わる新たな医療制度の構築を求める意見書
〇議長(佐々木一榮君) 次に、日程第37、発議案第4号医療提供体制の拡充と後期高齢者医療制度に代わる新たな医療制度の構築を求める意見書を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。工藤大輔君。
   〔29番工藤大輔君登壇〕

前へ 次へ