平成21年12月定例会 第14回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(関根敏伸君) 去る12月4日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案8件及び請願陳情2件につきまして、12月7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第7号平成21年度岩手県一般会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、平成21年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち歳入各款については、新型インフルエンザ対策として緊急に所要の予算補正を行う必要が生じたことから専決処分したものであり、原案を承認することに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、専決処分を行った考え方、歳入の財源構成の考え方等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第8号岩手県部局等設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、総合政策部、地域振興部及び総務部を再編し、秘書広報室及び政策地域部を設置する等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、秘書広報室を置く理由、組織の性格、権限及び他部局との関係、秘書広報室及び政策地域部の建制順位の考え方、政策地域部という名称とした理由、県の組織再編に関し県民の理解を得るための取り組みの必要性等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第9号県議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方公務員災害補償法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第10号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、職員の勤務時間を1週間について38時間45分とすることとし、並びに労働基準法の一部改正に伴い、超過勤務手当の支給割合を改定し、及び超勤代休時間制度を新設するとともに、あわせて所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第11号一般職の職員の給料の調整額に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、特別支援学校に勤務する教育に直接従事することを本務とする職員及び養護教諭等の給料の調整額を改定しようとするものであり、議案第14号市町村立学校職員の給料の調整額に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、特別支援教育に直接従事することを本務とする職員の給料の調整額を改定しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、業務内容の変更の有無、対象となる職員数及び財政上の影響額等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第12号職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、雇用保険法等の一部を改正する法律の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公共事業等の財源に充てるため、全国自治宝くじ及び関東・中部・東北自治宝くじを発売しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県に還元される金額、発売の主体となる都道府県の範囲等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第76号核兵器の廃絶と恒久平和を求める請願外1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、第71回国民体育大会の開催準備状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木一榮君) 次に、小田島環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長小田島峰雄君登壇〕
〇環境福祉委員長(小田島峰雄君) 去る12月4日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案1件及び請願陳情1件につきまして、12月7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第7号平成21年度岩手県一般会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、平成21年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第4款衛生費の補正については、新型インフルエンザ対策として緊急に所要の予算補正を行う必要が生じたことから専決処分をしたものであり、原案を承認することに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、低所得者等への助成に係る所得制限の内容、県負担への交付税措置の有無、優先接種者とされる医療従事者の範囲、国内産及び輸入ワクチンの安全性、ワクチン接種可能な医療機関の数と地域偏在の有無、ワクチン集団接種についての県の考え方、ワクチン接種の有効性及びリスクに関する情報提供の状況、インフルエンザ罹患による学校等の休業ガイドラインの見直しの検討状況等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第74号社会的セーフティネットの拡充に関する請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、自殺対策について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木一榮君) 次に、高橋商工文教委員長。
   〔商工文教委員長高橋博之君登壇〕
〇商工文教委員長(高橋博之君) 去る12月4日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案1件及び請願陳情2件につきまして、12月7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第17号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、株式会社システムベースからいわて教育情報ネットワークによる質の高い教育の推進を目的とした教育情報の通信の用に供するため、教員用パーソナルコンピューターを取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、パソコンの積算単価、性能及び耐用年数、更新されることとなるパソコン内のデータ抹消処理の方法及び所要額、入札条件の適切性等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第79号私学助成を拡充させ、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願外1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、岩手大学地域連携推進センターの活動状況について及び雇用対策の状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木一榮君) 次に、新居田農林水産委員長。
   〔農林水産委員長新居田弘文君登壇〕
〇農林水産委員長(新居田弘文君) 去る12月4日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案1件及び請願陳情1件につきまして、12月7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第16号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、株式会社成瀬理工から岩手県生物工学研究所における遺伝子解析の用に供するため、大規模DNA配列解読装置を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、取得しようとする大規模DNA配列解読装置の選定理由及び同等の性能を有する装置の他県での導入状況、予定価格と落札価格が同額となった理由、食味のよい水稲の品種開発が米の販売に及ぼす効果、食味向上に関する今後の研究費や人員体制、他分野へのDNA解析技術の利用可能性、開発品種の普及に係る県農業研修センターや民間との連携方策等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第77号EPA・FTA推進路線の見直しを求め日米FTAの推進に反対する請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり継続審査と決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました本件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、6次産業化の取組状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木一榮君) 次に、工藤県土整備委員長。
   〔県土整備委員長工藤勝子君登壇〕
〇県土整備委員長(工藤勝子君) 去る12月4日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案2件につきまして、12月7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第13号花巻空港管理条例の一部を改正する条例でありますが、これは、他人の需要に応じ、航空機を使用して有償で旅客または貨物を運送する者から徴収する着陸料についての特例措置を拡充し、及び航空法の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、着陸料の減免が利用者または空港管理に及ぼす影響、名古屋便の維持に向けた対応状況及び需要喚起に向けた具体的な取り組み、他の空港の着陸料減免の取り組み状況、新規路線開拓に係る県の認識、着陸料収入と空港整備費の関係、収入減に伴う財源も含めた補正の考え方等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第15号二級河川長内川筋放水路トンネル築造工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、二級河川長内川筋放水路トンネル築造工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、企業局長期経営方針及び第3次中期経営計画の策定について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木一榮君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔38番斉藤信君登壇〕

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