〇環境福祉委員長（千葉康一郎君）　発議案第２号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書につきまして、環境福祉委員会提案でありますので、環境福祉委員長であります私から提案理由の説明を行います。
　本発議案は、今期定例会において、請願陳情受理番号第33号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める請願が環境福祉委員会に付託され、採択と決定したことに伴い、生活品の物価高騰に関し、同趣旨の意見書を提案するものであります。
　その趣旨を御説明しますと、景気の減速感とともに、勤労者の賃金の上昇が見込まれない中、原油や食料品の価格の高騰は国民の生活を圧迫し、特に生活困窮者にあっては、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が保障されなくなるおそれがあり、また、国民の購買力の低下は、さらなる地域経済の悪化等、深刻な影響を与えることが懸念されるところであります。こうした原油や食料品の高騰に伴う実質所得低下を緩和するため、意見書案においては、中・低所得者層を中心とする所得税減税や生活困窮者に対する補助金制度の創設及び生活扶助基準に対する上乗せを行うよう、国に対し要望しようとするものであります。
　議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
〇議長（渡辺幸貫君）　これより質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
　ただいま議題となっております発議案第２号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書は、委員会提案でありますので、会議規則第34条第２項の規定により、委員会の付託を省略いたします。
　これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
　これより、発議案第２号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書を採決いたします。
　本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
　　　〔賛成者起立〕
〇議長（渡辺幸貫君）　起立多数であります。よって、発議案第２号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書は、原案のとおり可決されました。
　　　日程第35　発議案第３号畜産・酪農経営の抜本的対策を求める意見書及び日程第36　発議案第４号森林の多面的機能に着目した山村活性化、森林管理、環境保全等の対策を求める意見書
〇議長（渡辺幸貫君）　次に、日程第35、発議案第３号及び日程第36、発議案第４号を一括議題といたします。
　提出者の説明を求めます。関根敏伸君。
　　　〔18番関根敏伸君登壇〕