平成20年2月定例会 第5回岩手県議会定例会会議録

前へ 次へ

〇34番(平沼健君) ただいまの小野寺有一議員の道路特定財源、そしてまた暫定税率についての関連質問をいたします。
 まず知事に、地域高規格道路整備の是非について伺いたいと思います。
 実は昨日、日曜日の午前中にある民放で放送しておりましたけれども、宮崎県知事と、そしてまた民主党の副代表の方とのこの問題についての議論がございました。ごらんになったでしょうか。その中で、宮崎県知事は、宮崎県の東側といいましょうか、海岸線のほう、特に大分県との県境から道路が欲しいんだと。しかも地域高規格道路が欲しいというか、そういうようなことが従来から言われておりました。ところが、その民主党の方が従来から言っていること、また、その政党の考え方は、真に必要な道路と無駄な道路、こういう二つの言葉が出ておりますけれども、この無駄な道路の中に地域高規格道路が入っておる、そのようなことが従来から言われておったわけでして、そういうことが宮崎県知事の根底にあったと思うんですが、大変な激論がきのう取り交わされておりました。
 そこで、岩手県の場合、真ん中の高速道はありますけれども、三陸沿岸がなかなか進まないということでございます。仙台から宮古までが三陸縦貫道ということで、今少しずつ整備が始まってきておりますし、一部供用もしております。私、きょうここでお尋ねしたいのは、三陸縦貫自動車道、これにつながる道路が宮古から久慈までのまさしくこれが地域高規格道路なわけですね。それからもう一つが宮古から盛岡までの106号です。これも同じように地域高規格道路です。そういうことで、それ以外にも県内にはあるんですけれども、ああいう民主党の方々が言っているような、地域高規格道路は無駄だというか、そのような考え方ですと、この二つ、今計画されているこの高規格道路がなかなか整備ができないというかされないというか、そういう危惧が今あるわけでして、その辺を地域の住民の方々が大変心配されているわけでして、この地域高規格道路の整備について、知事のお考えをここで承っておきたいと思っております。
〇知事(達増拓也君) 岩手県における地域高規格道路の整備についてお尋ねがございましたけれども、これは、県として関係市町村の御意見も伺いながら、また一方で国の担当とのやりとりもしながら毎年度毎年度予算の形で議会にお諮りし、議決をいただいて整備を進めているものでございまして、平成20年度予算の中でも、この地域高規格道路については選択と集中という中でかなり配慮しながら御提案をさせていただいているものと考えております。
〇議長(渡辺幸貫君) この際、暫時休憩いたします。
   午後2時29分 休 憩
出席議員(45名)
1番  木 村 幸 弘 君
2番  久 保 孝 喜 君
3番  小 西 和 子 君
4番  工 藤 勝 博 君
5番  岩 渕   誠 君
6番  郷右近   浩 君
7番  高 橋   元 君
8番  喜 多 正 敏 君
9番  高 橋 昌 造 君
10番  菅 原 一 敏 君
11番  小野寺 有 一 君
12番  熊 谷   泉 君
14番  高 橋 博 之 君
15番  亀卦川 富 夫 君
16番  中 平   均 君
17番  五日市   王 君
18番  関 根 敏 伸 君
19番  三 浦 陽 子 君
20番  小田島 峰 雄 君
21番  高 橋 比奈子 君
22番  高 橋 雪 文 君
23番  嵯 峨 壱 朗 君
24番  及 川 あつし 君
25番  飯 澤   匡 君
26番  田 村   誠 君
27番  大 宮 惇 幸 君
28番  千 葉 康一郎 君
29番  新居田 弘 文 君
30番  工 藤 大 輔 君
31番  佐々木 順 一 君
32番  佐々木   博 君
33番  工 藤 勝 子 君
34番  平 沼   健 君
35番  樋 下 正 信 君
36番  柳 村 岩 見 君
37番  阿 部 富 雄 君
38番  斉 藤   信 君
39番  吉 田 洋 治 君
40番  及 川 幸 子 君
41番  佐々木 一 榮 君
42番  伊 藤 勢 至 君
44番  小野寺 研 一 君
46番  佐々木 大 和 君
47番  菊 池   勲 君
48番  小野寺   好 君
欠席議員(2名)
43番  渡 辺 幸 貫 君
45番  千 葉   伝 君
説明のため出席した者
休憩前に同じ
職務のため議場に出席した事務局職員
休憩前に同じ
午後2時43分 再開
〇副議長(佐々木大和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第1、一般質問を継続いたします。中平均君。
   〔16番中平均君登壇〕(拍手)

前へ 次へ