〇知事（達増拓也君）　本臨時会の開会に際し、その招集趣意につきまして御説明申し上げます。
　コロナ禍における原油価格、物価高騰等への対策を行うため、令和４年度一般会計補正予算（第２号）として、総額33億円余の歳入歳出予算を計上するとともに、あわせて所要の措置を講じたいと考えております。
　これらの措置につきましては、その性格上、早期の予算措置等を行う必要がありますので、このたび緊急に御審議をいただくため、県議会臨時会を招集したものであります。
　以上でありますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
諸般の報告
〇議長（五日市王君）　日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
　知事から、議案等の提出がありました。それぞれお手元に配付いたしてありますから、御了承願います。
〔参照〕
財第37号　
　　　令和４年５月26日　
　岩手県議会議長　五日市　　　王　様
岩手県知事　達　増　拓　也　
　　　議案等の送付について
　令和４年５月27日招集の岩手県議会臨時会に提出する下記の議案及び報告を別添のとおり送付します。
記
【議　案】
議案第１号 令和４年度岩手県一般会計補正予算（第２号）
議案第２号 岩手県県税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて
【報　告】
報告第１号 職員による自動車事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について
報告第２号 道路の管理に関する事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について
　　　
　　　〔議案及び報告の登載省略〕
　　　
〇議長（五日市王君）　次に、監査委員から、現金出納検査結果の報告２件を受理いたしました。お手元に配付いたしてありますから、御了承願います。
　　　
　　　〔報告の登載省略〕
　　　
　　　日程第１　会議録署名議員の指名
〇議長（五日市王君）　これより本日の議事日程に入ります。
　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、名須川晋君、佐々木宣和君、中平均君、飯澤匡君を指名いたします。
　　　
　　　日程第２　会期決定の件
〇議長（五日市王君）　次に、日程第２、会期決定の件を議題といたします。
　お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日１日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長（五日市王君）　御異議なしと認めます。よって、会期は本日１日と決定いたしました。
　　　
　　　日程第３　議案第１号令和４年度岩手県一般会計補正予算（第２号）から日程第６　報告第２号道路の管理に関する事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてまで
〇議長（五日市王君）　次に、日程第３、議案第１号から日程第６、報告第２号までを一括議題といたします。
　提出者の説明を求めます。千葉総務部長。
　　　〔総務部長千葉幸也君登壇〕
〇総務部長（千葉幸也君）　ただいま議題とされました各案件につきまして御説明申し上げます。
　議案第１号は、令和４年度岩手県一般会計補正予算（第２号）であります。
　これは、コロナ禍における原油価格、物価高騰等への対策として、生活困窮者及び子育て世帯への支援を初め、運輸、交通事業者への支援、ウクライナ避難民への支援等、緊急に対応が必要となる予算を計上するものであり、総額33億500万円余の増額補正を行おうとするものであります。
　補正の主なものは、バス事業者運行支援緊急対策交付金2､400万円余、タクシー事業者運行支援緊急対策交付金2､100万円余、ウクライナ避難民支援費700万円余、生活福祉資金貸付事業推進費補助４億500万円、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金給付事業費6､800万円余、いわて子育て世帯臨時特別支援金給付事業費補助21億8､900万円余、低所得ひとり親世帯給付金給付事業費１億4､700万円余、自殺対策事業費補助400万円余、運輸事業者運行支援緊急対策費３億2､800万円余、貸切バス事業者運行支援緊急対策交付金2､600万円余等であります。
　議案第２号は、岩手県県税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めるものであります。
　これは、去る３月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、県税条例の関係規定につきまして、速やかな条令改正を要することから、専決処分を行ったものであります。
　次に、報告案件でありますが、報告第１号は、職員による自動車事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について、報告第２号は、道路の管理に関する事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について、それぞれ報告するものであります。
　以上でありますので、よろしく御審議の上、原案に御賛成くださいますようお願い申し上げます。
〇議長（五日市王君）　これより質疑に入ります。
　質疑の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。