| ○予算特別委員長報告 |
| 令和7年3月25日 |
| 去る3月5日に行われました、予算特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長には私が、副委員長にはハクセル美穂子さんが選任されましたので、私から当委員会における審査の経過と結果につきまして、御報告申し上げます。 予算特別委員会は、2月27日の本会議において設置され、同日、令和7年度の予算議案15件及びこれらに関連する議案43件、計58件につきまして審査の付託を受けたのでありますが、これら付託案件の審査に当たりましては、総括質疑に知事の出席を求めて質疑を行うとともに、部局等ごとに主管部局等の長から議案の説明を受け、質疑を行った後、3月18日の午後に世話人会を開催し、意見の取りまとめをいたしました。 その結果を委員会に諮り、当委員会の結論といたした次第であります。 審査の経過につきましては、各位御承知のとおりでありますので省略させていただき、以下、各案件について、その結果を申し上げます。 まず、議案第1号令和7年度 岩手県一般会計予算につきましては、次の意見、すなわち、急激に進む人口減少と、終わりの見えない物価高騰により、本県経済は厳しい状況にあり、地域活力の低下が危惧されている。このような中、県においては、持続可能な県民生活の実現のため、県が抱える諸課題の解決に県民一丸となって取り組むことが求められるが、令和7年度においては、次の事項についてより重点的に取り組まれるよう強く求める。 今後の財政見通しでは、人口減少等により地方交付税や税収の減少が見込まれるほか、令和9年度に財政調整基金の枯渇が想定されるなど、厳しい財政運営が予想されることから、更なる歳出の削減と様々な歳入の拡大に取り組むこと。 出生数の減少や、若者、特に女性の県外流出が加速する中、教育の充実や雇用の場の確保、就労支援に努め、ジェンダーギャップの解消を進めながら、結婚、妊娠、出産、子育ての各ステージにおいて、若者が魅力を実感できる施策の構築に努めること。 岩手県立病院等事業会計に対する多額の繰出金の抑制のため、今後も赤字が見込まれる県立病院の経営改善に取り組み、医療人材の確保や持続可能な医療提供体制を構築すること。 東日本大震災津波における被災者の心のケアや、水産業、観光業をはじめとした産業振興に積極的に取り組むとともに、大船渡市で発生した大規模林野火災については、復旧、復興に向けて、誰一人取り残されることのないよう、自治体や被災者に寄り添い、柔軟かつ、きめ細やかに対応すること。 DXやGX、ILCなどの先進的な取組を強化し、県民、企業等との連携強化を図り、更なる取組を加速させること。 物価高騰や最低賃金の大幅な引き上げなどにより、中小企業や農林水産業者は厳しい経営状況にあることから、経営基盤強化や生産性の向上などの支援を行うとともに、人材育成や担い手確保対策に一層取り組むこと。 市町村が抱える諸課題について、課題解決のために市町村との連携強化に努めること。 政務秘書のあり方については、透明性の確保など、本会議や予算特別委員会の議論を踏まえ、充分に検討すること。 との意見を付し、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第2号から議案第21号まで、議案第27号から議案第43号まで、議案第47号、議案第48号、議案第50号、議案第52号から議案第67号まで及び議案第69号につきましては、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 以上をもって報告を終わります。 |