令和5年12月定例会 第3回岩手県議会定例会会議録

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〇議長(工藤大輔君) 日程第1、議案第1号から日程第30、請願陳情までの議事を継続いたします。
 各案件に関し、委員長の報告を求めます。千葉総務委員長。
   〔総務委員長千葉秀幸君登壇〕
〇総務委員長(千葉秀幸君) 去る12月6日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案10件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月7日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第4号)でありますが、これは、生活困窮世帯に対する灯油購入費等の経済的負担軽減に要する経費や人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等として、総額27億7,837万6,000円の増額補正等をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第6号特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、諸般の情勢に鑑み、特別職の職員の期末手当の支給割合を改定しようとするものであり、議案第7号一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第8号一般職の任期付研究員の採用等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これらは、岩手県人事委員会の令和5年10月17日付の給与改定に関する勧告に鑑み、特定任期付職員及び任期付研究員の給与月額及び期末手当の支給割合を改定しようとするものであり、議案第9号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の令和5年10月17日付の給与改定に関する勧告に鑑み、一般職の職員の給料月額、初任給調整手当の支給限度額並びに期末手当及び勤勉手当の支給割合を改定するとともに、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改定に伴い、所要の整理をしようとするものであり、議案第10号会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、諸般の情勢に鑑み、会計年度任用職員の期末手当の支給割合を改定し、及び会計年度任用職員に対し、勤勉手当を支給しようとするものであり、議案第13号市町村立学校職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の令和5年10月17日付の給与改定に関する勧告に鑑み、市町村立学校職員の給料月額並びに期末手当及び勤勉手当の支給割合を改定しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、特定任期付職員等に係る給与改定の対象人数、会計年度任用職員の勤勉手当支給に伴う給与水準等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第12号岩手県手数料条例の一部を改正する条例でありますが、これは、高圧ガス保安法の一部改正に伴い、貯蔵施設等設置許可に係る完成検査手数料等に係る完成検査合格施設の範囲に改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、対象施設数と手数料収入の状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第15号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、当該事案の発生原因と処分等の状況、再発防止策の内容と事案発生後の取り組み状況、加害者に対する退職手当の支給と求償の状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第23号当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公共事業等の財源に充てるため、全国自治宝くじ及び関東・中部・東北自治宝くじを発売しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第5号)でありますが、これは、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策と連動しながら、物価高の影響を受ける生活者、事業者を支えるため、緊急的に必要となる予算のほか、防災、減災、国土強靱化の推進や熊被害対策による県民の安全・安心の確保に必要となる経費として、総額442億2,653万9,000円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、補正予算に係る財源の状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第11号免税軽油制度の継続を求める請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、IGRいわて銀河鉄道の経営状況等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、上原文教委員長。
   〔文教委員長上原康樹君登壇〕
〇文教委員長(上原康樹君) 去る12月6日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月7日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第4号)でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、給与改定に係る1人当たりの引き上げ額、指定管理者の人件費への反映状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第21号岩手県立図書館維持管理業務の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて及び議案第22号岩手県立図書館運営業務の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての2件についてでありますが、これらは、それぞれの公の施設の指定管理者を指定しようとするものであり、それぞれ原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、職員の配置体制と施設の運営状況、正規、非正規職員の待遇改善の考え方、全国の図書館の指定管理者制度の導入状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第24号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第5号)でありますが、これは、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策と連動しながら、物価高の影響を受けている生活者、事業者を支えるため、緊急的に必要とする経費の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、支援対象となる生徒数、上期と下期の補助施設数の相違等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第13号私学助成の充実強化等に関する請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、きたぎんボールパークの運営状況等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木宣和君登壇〕
〇環境福祉委員長(佐々木宣和君) 去る12月6日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情4件につきまして、12月7日及び12月8日に委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第4号)でありますが、これは、生活困窮世帯に対する灯油購入費等の経済的負担軽減に要する経費や人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第2号令和5年度岩手県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第2号)及び議案第5号令和5年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の2件についてでありますが、これらは、それぞれ事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第11号いわて社会貢献・復興活動支援基金条例の一部を改正する条例でありますが、これは、いわて社会貢献・復興活動支援基金条例の有効期限を令和9年12月31日まで延期しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、年号変更時の取り扱い等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第14号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第16号県民活動交流センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて及び議案第17号岩手県立視聴覚障がい者情報センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての2件についてでありますが、これらは、それぞれの公の施設の指定管理者を指定しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、指定管理に係る委託料の推移と人件費の状況、賃上げに対応するための課題等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第24号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第5号)でありますが、これは、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策と連動しながら、物価高の影響を受けている生活者、事業者を支えるため、緊急的に必要となる予算のほか、防災、減災、国土強靱化の推進や熊被害対策による県民の安全・安心の確保に必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、ツキノワグマ被害防止対策事業の支援対象となる期間とその考え方、各支援事業の具体的な積算根拠と対象施設等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第15号国民医療を守ることを求める請願ほか3件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、岩手県立宮古病院におけるオンライン診療の導入状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、臼澤商工建設委員長。
   〔商工建設委員長臼澤勉君登壇〕
〇商工建設委員長(臼澤勉君) 去る12月6日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案5件につきまして、12月7日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案3件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第4号)でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第4号令和5年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)でありますが、これは、事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号岩手産業文化センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてから議案第20号県営特定公共賃貸住宅等の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまでの3件についてでありますが、これらは、それぞれの公の施設の指定管理者を指定しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、指定管理者の選定基準及び審査内容、指定管理料の契約額と年度ごとの内訳等について、質疑が交わされたところであります。
 議案第24号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第5号)でありますが、これは、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策と連動しながら、物価高の影響を受けている生活者、事業者を支えるため、緊急的に必要となる予算や、防災、減災、国土強靱化の推進に必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、岩手県物価高騰対策賃上げ支援費の交付対象範囲、事業者への具体的な支援スキーム等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第28号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第29号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、物流における2024問題への対応について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、千葉農林水産委員長。
   〔農林水産委員長千葉盛君登壇〕
〇農林水産委員長(千葉盛君) 去る12月6日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案2件につきまして、12月7日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案4件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第4号)についてでありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第3号令和5年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは、事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第5号)でありますが、これは、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策と連動しながら、物価高の影響を受けている生活者、事業者を支えるため、緊急的に必要となる予算や、防災、減災、国土強靱化の推進に必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、農業共同利用施設における省エネルギー化対策の事業化に至る経緯、経営体育成支援における成果指標の考え方、県産水産物消費拡大支援事業の内容と期待する効果等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第25号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第26号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第27号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の一部を受益町に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、県産米の販売状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。ハクセル美穂子さん。
   〔24番ハクセル美穂子君登壇〕

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